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コラム

2014/1/30

vol.8

お役立ち情報

坪庭におすすめの砂利について

坪庭

庭園や坪庭などで一般的に砂利と呼ばれているものは以前は砂または沙と呼ばれていました。
京都の庭園などでよく使用されていた白河砂は9ミリ(3分)から15ミリ(5分)くらいの砂利を表しています。
平安時代に白河砂を利用した庭園が作られたといわれております。
室町時代後期に枯山水の庭園がつくられるようになってから砂利が多く用いられるようになりました。
枯山水では水を白砂を敷き詰めることで表現しております。
しかしこの白砂もあまりに純白なものは目にまぶしいためにふさわしくはありません。砂利には砂紋という様々な模様をいれます。
砂紋は砂粒が大きいので、しっかりと入れれば雨が多少降ったくらいでは消えることはありません。

庭園も様々な表現を表すように時代の流れと共にかわってきており、白以外の砂利を用いることも増えてきております。
茶色や黒、赤や青などの砂利を使用した庭園もあります。

■坪庭や庭園でよく使用される砂利
白河砂:本来は京都市の北白川の地から産する軟質の花コウ岩が風化して細かい砂利状になったものをいいました。
しかし、現在は環境保護のために産量が限られ花コウ岩を機械で砕いたものがつかわれるようになっています。
真っ白ではなく適度に黒い点がまじっており適度な白さが好まれます。

三河白河砂:花コウ岩の砂利で、数少ない天然の素材です。岐阜県土岐市が産出地となっております。
砂紋を入れると柔らかな感覚に仕上げることができます

伊勢砂利:三重県の朝明川流域にて産出される花コウ岩を砂利状に砕いたものです。白ではなく薄い茶色で
水をかけると茶色が濃くなるのが特徴で、水はけ、水もちがいいために現在では広く用いられています。

鳴門青砂利:徳島県が産地の位置で阿波青石を細かく砂利に加工したものを鳴門青砂利と呼び乾いた状態でも青色が濃いのが特徴。
鳴門以外でも青石の産地ではこの青砂利は加工されています。


また砂利をしいて砂紋をつけずにただ石を敷く「石敷き」というものもあります。この石敷きは小石などを固定せずに庭に敷き詰めることをいいます。
一方、人が歩くのに歩きやすいように石をモルタルなどで固定した状態を「敷石」といいます。
この石敷きに用いる石は大きさや形によって栗石、ゴロタ石、小判石、玉石などと呼び名がかわります。
坪庭でも特に狭い空間では栗石くらいのものが最適です。

■坪庭や庭園でよく使用される石敷きの石
黒那智石:以前は三重県那智の海岸で拾われた天然の黒石が那智の黒石として高級な石として愛好されていました。
しかし、現在は採石も難しくなり加工品へとかわってきております。

青那智石:薄い青色でつやのある天然の小石。現在は台湾などから輸入されています

白那智石:色が白くつやのある天然の小石で台湾や中国から輸入されています。白のなかに薄い茶色が混じったものが多く
庭園に敷き詰める際に目にまぶしくないので好まれています

淡路栗石:以前は淡路島から産出した花コウ岩の丸い天然小石を淡路栗石や淡路ゴロタ石といっていました。
しかし現在はほとんど生産がなく加工されたものを利用します。

伊勢ゴロタ:三重県で産出される花コウ岩のゴロタ石で、表面が粗面でサビ色をしており、ざらっとした感覚に佗びた味わいがあって
特に好まれます。縁石、差石、敷石のほか蹲踞の水かけ石等としての用途は広くあります。ゴロタ石とは栗石よりも大きく玉石よりは
小さい5cmから20cmくらいの小石をいったもので各地で産出されております。

栗石:小石の大きさをいう目安として古来いわれているもので栗の実くらいの大きさの石を総称して栗石といいます。
砂利より大きくゴロタ石より小さい中間的な石で、石敷きとして利用したり蹲踞の海に撒いたり用途も広いものです。
各地から産しており頭に地名をつけて○○栗石と名付けられています。


玉砂利.comでは上記以外にも坪庭におすすめの商品を多数ご用意しております。
人気があります白玉砂利、黒玉砂利もサイズごとにご用意しております。 実際にどのような石であるのかまずは自分の目で確かめたい、サイズを確認したいと思われる場合は無料サンプルをお届けいたしますのでお気軽にお申込みください。

 


 


 


 





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