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2014/11/28

vol.3

黒土と赤土について

玉砂利品質教室


玉砂利.comでは砂利や玉砂利、砕石だけでなく黒土や赤土の販売も行っております。


この黒土と赤土の違いについてご説明します。
黒土は見た目が名前の通り黒い土です。一般的にはガーデニングや園芸用の土、畑の土などの 名前で販売されているものの多くがこの黒土になります。
販売されているものの袋を見るとどのの土であるかの産地を書かれていることも多いのですが、当社で販売している黒土は関東ローム層から直取りしたものを販売しております。
この関東ローム層の土は有機質を多く含んでおりでガーデニングや園芸用の土によく利用されることになります。

この黒土の特徴は有機物を多く含む養分が豊富でありかつ保水性もあるということです。

保水性がいいために水はけを好む作物にはあまり適してはいませんので水はけをよくする他の素材とまぜて使用する必要があります。
またプランターやコンテナなどの容器で栽培する際もこの黒土だけであると保水性があるために水はけがよくないので他の素材と混ぜて 使用する必要があります。
土に有機物や養分含んでいますがこの土さえあれば作物が十分に育つということではありませんので その部分はご理解いただきたいと思います。
この黒土は非常に安価で販売されておりますので手軽に購入できるというメリットがあります。


一方の赤土ですが赤褐色の火山灰が積もってできた土で粘土質の土になり有機物は含んでおりません。
粘土質ですので保水性がいい土です。しかし保水性がいいということは逆にいうと水はけがわるい土で かつ有機物を含んでいないということは栄養素が低いために園芸などには向かない土になります。

しかしこの赤土は粘土質で固まりやすいという性質がありますので その性質を利用して大、中、小の粒径にふるい分けしたものを赤玉土として販売されております。
赤土では通気性がよくないのですが、赤玉土は粒になっているために通気性が良くなり、水はけもよく プランターや鉢もの用の土として利用されます。
しかし赤玉土の欠点はもともとの赤土には有機質が入っていないのでもちろん赤玉土にも有機物は入っておりません。
園芸用などで作物を育てる際に使用するときは必ずたい肥や腐葉土などの有機質をまぜてあげる必要があります。


作物栽培する際に土は重要です。土の中にきちんと根を張らないとそだちません。

植物は根から土の中の養分や水を吸収して成長していきます。土がよくないといい養分を吸うことができないので上手く育ちません。
よく農家の方などに話を聞くといい作物を作るためにはまずは土づくりと言われます。このいい土を作ることはできるのでしょうか?
そもそもいい土とは、有機物が含まれた団粒構造になっている土で、通気性があり水はけもよく、またほどよい保水性がある土壌になります。

一つ一つ解説していきますとまずここの有機物いうのは、落ち葉、わら、おがくず、野菜くず、動物や昆虫の死骸などの微生物によって分解されるもの になります。
そもそも土のなかには土壌微生物という私たちの目には見えない微生物がたくさんいます。落ち葉を例えば土の上に置いていたとします。
この土壌微生物がいなかったらそのままの状態でキープになります。しかし土の中の土壌微生物が落ち葉などの有機物を分解していくことで 植物が必要な栄養分をつくり出してくれます。
有機物は土壌微生物のエサになりますのでこれがないと土は育たなくなり硬い土になっていきます。



次に団粒構造の土ですが、細かい粒だけの土に微生物の働きによってこの粒がくっつきあうことで団子状の小さな固まりつくっていきます。
この小さな固まりが重なりあっている状態になっている土のことを「団粒構造」といいます。
粒と粒の間に隙間や空間がたくさんできるので通気性がよくなるとともに水はけもよくなります。
またほどよい保水性や保肥性もありますので、植物が根をしっかり張ることができ育ちやすい環境の土になっております。


作物が育ちやすい団粒構造になっているいい土は、ふかふかしています。
うちの畑の土はなんだか硬いなって思われたら 有機物(堆肥や腐葉土等)を混ぜ込んで土壌改良されてみてはいかがでしょうか?

家庭菜園されている方はいい土になると収穫できる作物の質が変わったとよく言われます。

当社が販売している土は自然から採取したままの状態ですので、枯れ葉・枯れ木・根っこ等が若干混じっています。もちろん殺菌などは 行っておりません。
市販されている土には殺菌済みのものもありますので表示をぜひご覧いただき購入時にはご確認いただくことをおすすめします。
このままガーデニングに使用できるかというとこれだけでは有機物が不足になりますので、ガーデニングや園芸に使用される場合には 市販されている有機物などをまぜて使用していただいたほうがいいいかと思います。
ガーデニングや園芸以外の用途で仕様の場合はそのまま使用可能です。

黒土、赤土ともに無料サンプルを御用意しております。ご購入前にどんな土なのかをご確認されたい際にお気軽にサンプル請求ください。
ご注意ください!